医療用具でおこなわれている射出成形とは

日本の医療技術は非常に高度で、わざわざ長期滞在をしてまで海外からも大勢の方が来日をされてます。特に先進医療の分野では目覚ましい功績を挙げており、この影響で毎年のようにノーベル医学賞を受賞する研究者もいるほどです。アスリートのなかには、長年酷使した腕や足を故障なさる方がいます。さらには不慮の事故で身体の一部をなくされる方もいますが、昨今では精巧義手や義足をつくることが可能です。

医療用具を制作する工場は国内にたくさんあり、そこでは射出成形という方法で製作をなされています。ここでは一例として義足を射出成形する方法とはどのようなものかを、詳しく見ていきましょう。まず射出成形とは、シリコン素材を噴射させて立体的な造形物をつくる方法です。昨今では3Dプリンターということばでも表現されますが、この技術は1980年代には確立されていました。

シリコンとは塩化ビニールに柔軟性を付与させたもので、人体と同じような弾力を再現することが可能です。義足を制作するのは、使用者の全身を測定してバランスを考慮しないといけません。以前は技能士が細かく測定をしていましたが、現在では3Dスキャナーを利用して1分程度で詳細な採寸をすることができます。その後、得たデータを射出成形マシンに入力をして成形をしていきます。

この段階ではおおざっぱな仕上がりですが、サンドペーパーやバーナーを使って技能士が手を加えて完成へとすすめられるわけです。

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