射出成形の仕組みとは

射出成形とは、加熱して溶かした樹脂材料を金型内に流し込み、冷却によって固め、目的の製品を作り出す、プラスチック加工の仕組みです。作業工程が注射器で液体を送り込む様子に似ていることから射出成形と呼ばれています。射出成形は液体になったプラスチックを金型に流し込むため、複雑な形状でも製造できるメリットがあります。短時間に大量製造することが可能な仕組みのため、コストカットにも繋がります。

流れとしては、まず製品を作るための金型を製作します。金型のサイズによりその値段も変わりますが、一度に製造できる数が1個なのか100個なのかで最終的な生産効率が大きく変わります。そのため、必要数や生産計画を見越して設計する必要があります。金型ができあがったらようやく材料と金型をセットし、目的の製品の製造が開始できます。

プラスチックの原料はもともと米粒状になっており、それらを加熱シリンダーへ送り込みます。送られた材料は熱によって溶かされ、さらに前へと押し出されます。そのまま挿入口から金型へ射出され、金型を満たすまで注がれます。その後流し込まれた液状のプラスチックは、冷却により硬化します。

その時間はわずか数秒~数分です。完全に固まったら製品を取り出し、最後は人の手で余分な部分を取り除いたり、他の部品と組み合わせて出荷されます。このような仕組みにより、短時間かつコストをおさえ、大量に生産できるのが射出成形なのです。

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