切削加工時に影響を気にするべきポイントとは

切削加工の精度や品質をあげるには、加工時間の短縮とともに工具寿命の長期化が欠かせません。そのため、原材料や材質や大きさ、それぞれの部材の状態はもちろんのこと、工具や機械のメンテナンスや加工条件を正しく選択する必要があります。たとえば、切削速度の設定値によって工具の寿命は大きく変わってきます。一般的に切削速度がはやくなればなるほど切削時の温度上昇が顕著となり、工具の寿命が短くなるので、最適な加工条件をしっかりと見極めることが重要です。

また、送り量も工具の寿命やそもそもの切削加工で作る製品の仕上がりに大きく影響を与える部分です。なお、この「送り量」というのは旋盤における主軸1回転ごとのバイトの移動距離を意味します。単位は「mm/rev」で表現されるので、それら数字にもしっかりとこだわりましょう。加えて、切削加工では機械の稼働による温度上昇と加工時の発熱の影響による熱変形が起こる可能性がある点にも注意が必要です。

これは、物体は基本的に温度が上がると膨張します。そのため、切削加工にあたっては熱変形しないていどの温度に常に加工対象物をキープすることが必須です。また、加工時間が長くなると機械の発熱の影響も無視できません。加工中の温度を常にウォッチすることも質の高い切削加工の実現にあたっては見逃せないポイントと言えます。

さらに、工具や原材料の剛性が加工精度に影響を与える場合がある点にも注意しましょう。

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