切削加工とは何か理解しておこう

金属加工の業種に従事するなら、少なくとも切削加工の基本的な知識を理解しておく必要があるでしょう。切削加工とは特殊な道具を使用して、金属類の工作物を加工する技術を指します。その名称が示すように、切断や削るといった加工の他、穴をあけたり先細にする、さらには複雑な模様にするなど、様々な形状に加工することが可能です。切削加工の技術を左右するのが、まずは工作機械です。

設計図が指示する仕様通りの仕上がりを実現するには、工作機械の性能が重要なポイントになります。同時に見逃せないのが、工作機械に取り付ける工具類。特にバイトと呼ばれる工具には多種多様なタイプがあり、工作物の目的に合わせて工具を交換しながら、高度な製品に仕上げていきます。また工具もメーカーの既製品に頼るだけでなく、各作業現場でそれぞれのニーズに合った、独自のタイプを開発するケースも珍しくありません。

とはいえ、高精度な切削加工を実現するならば、工作機械ごとの個性やクセを見抜く必要があります。それをするのは、やはり人間。経験が豊富なオペレーターであれば、工作機械の個性に合わせながら微調整し、最適なパラメータで最高の加工を目指します。そもそも切削加工とは何か理解するなら、切削そのものの基本を理解することが大切。

切削には切って削るという動作に加え、送りという動作も必要です。まずバイトなどの工具を一直線上に移動させながら、工作対象物からその一部を削り取るのが、基本的な動作。さらにその後に工具を移動させることで、ほかの新たな部分まで切削を繰り返し、目的の形状に近づけます。これが送りと呼ばれる動作です。

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